こちらの記事では、パラコードで平編みという編み方で作ったブレスレットに、ハート型の可愛いステッチを入れる方法をご紹介します。
今回は、あらかじめパラコードで編んでおいたブレスレットを元にして、マイクロコードという細いコードを使って、ハートのステッチを入れていきます。
Paracord Stitched Hearts (cobra weave) buckle bracelet tutorial.
記事内で 使用した材料や道具などの詳細は、こちらをご参照下さい。
元となるブレスレット
今回は、あらかじめ平編みで ブレスレットを編んでおきました。
このブレスレットの詳しい作り方は、こちらをご参照ください。
出来上がったブレスレットに、ハートのステッチを入れていきます。
マイクロコードのカット
マイクロコードは、約1m50cmの長さでカットしました。
今回ステッチを入れたブレスレットの長さは、17cmです。(こちらは、マイクロコードと呼ばれる 細いコードです)
今回使用したマイクロコードhttps://amzn.to/4j1tTf6
パラコード・ニードル
今回は、マイクロコードを編み目に通していく際に ニードルという道具を使ってステッチを入れていきたいと思います。
このパラコード・ニードルについては、詳しくはこちらをご参照ください。
ニードルを持っていないという方は、代用品として100均などでも売られている毛糸の「とじ針」も 使えますよ。
マイクロコードを ニードルに接続しました。
これで、ステッチを入れる 準備が完了です。
ブレスレットの 焼き止めをした部分を下にして、
反対側(上)の部分から、ステッチを入れていきます。
左上の矢印の先に、輪があるのが 確認できると思います。
この輪が上になるように、全体を横にします。
先程 左上にあった輪の部分が、上に来るように全体を横にしました。
2つの矢印の先の編み目(一番右上と そのすぐ横の輪)の間にある輪に、
下から通します。
通したら、引っ張っていきます。
引っ張りました。
端の部分は、約3cmくらい余らせておきましょう。
次は 横の2つの編み目の間にある輪に、
上から通します。
通したら、引っ張っていきます。
引っ張りました。
引っ張ったら、編み目の外側に今通した赤い紐が来るようにしておきましょう。
今度は矢印の先の2つの編み目の間にある輪に、下から通します。
通したら、引っ張っていきます。
引っ張りました。
そのまま、矢印の先の輪(赤い紐が通っている部分と 同じところ)に上から通します。
通したら、引っ張っていきます。
引っ張りました。
矢印の先のハートの右側の部分(一番最初に通した部分)と同じ所に、下から通します。
通したら、軽く引っ張ります。
軽く引っ張りました。(ここでは、完全に引っ張らずにしておきましょう)
ここで、全体を裏返します。(最初に通した紐が抜けないように処理していきます)
裏返しました。(裏返すと、完全に引き締めずにおいた輪が 確認できると思います)
端の紐を輪に、前から通します。
端の紐を輪に、前から通しました。
あとは元紐を引いて、引き締めます。
これで、最初に通した紐が抜けないように処理できました。
全体を裏返して、続きのステッチを入れていきます。
裏返しました。
ハートの上の部分の、中心から反対側の編み目に 矢印のように通します。
通したら、引っ張っていきます。
引っ張りました。
次に 矢印の先のハートの左側の部分と同じ所に、下から通します。
通したら、引っ張っていきます。
引っ張りました。
最後に 矢印のように(ハートの下の部分)に上から通します。
通したら、引っ張っていきます。
引っ張りました。
ステッチ①(ハート下向き)
矢印の先(すぐ横の 編み目の間)に下から通します。
通したら、引っ張っていきます。
引っ張りました。
次に すぐ横の編み目の間に、上から通します。
通したら、引っ張っていきます。
引っ張りました。
今度は矢印の先の(すぐ横の編み目の間)に、下から通します。
通したら、引っ張っていきます。
引っ張りました。
そのまま、矢印の先の輪(赤い紐が通っている部分と 同じところ)に上から通します。
通したら、引っ張っていきます。
引っ張りました。
矢印の先のハートの右側の部分と同じ所に、下から通します。
通したら、引っ張ります。
引っ張りました。
ハートの中心部分の、反対側の編み目に 矢印のように通します。
通したら、引っ張っていきます。
引っ張りました。
次に 矢印の先のハートの左側の部分と同じ所に、下から通します。
通したら、引っ張っていきます。
引っ張りました。
最後に 矢印のように(ハートの下の部分)に上から通します。
通したら、引っ張っていきます。
引っ張りました。(ここまでが、ステッチ①ハート下向きです)
ステッチ②(ハート上向き)
矢印の先(すぐ横の 編み目の間)に下から通します。
通したら、引っ張っていきます。
引っ張りました。
次に すぐ横の編み目の間に、上から通します。
通したら、引っ張っていきます。
引っ張りました。
今度は矢印の先の(すぐ横の編み目の間)に、下から通します。
通したら、引っ張っていきます。
引っ張りました。
そのまま、矢印の先の輪(赤い紐が通っている部分と 同じところ)に上から通します。
通したら、引っ張っていきます。
引っ張りました。
矢印の先のハートの右側の部分と同じ所に、下から通します。
通したら、引っ張ります。
引っ張りました。
ハートの中心部分の、反対側の編み目に 矢印のように通します。
通したら、引っ張っていきます。
引っ張りました。
次に 矢印の先のハートの左側の部分と同じ所に、下から通します。
通したら、引っ張っていきます。
引っ張りました。
最後に 矢印のように(ハートの下の部分)に上から通します。
通したら、引っ張っていきます。
引っ張りました。(ここまでが、ステッチ②ハート上向きです)
次は「ステッチ①ハート下向き」に戻ります。その次は「ステッチ②ハート上向き」です。(ステッチ①と②を交互に繰り返してステッチを入れていきます)
しばらく続けると、
このように、ハートのステッチが 施されていきます。
作業時の 注意点
ステッチを 入れていく際に、
裏返して見てみると、たまに紐がしっかりと通らずに ねじれて留まっていたり、コブのような結び目が出来てしまうことがあります。
しっかりと通っていないと、ブレスレットが出来上がったときに 着け心地が悪くなってしまう場合もありますので、その都度 裏返してみてしっかり通って ねじれなどが発生していないか確認しながらステッチを入れると良いでしょう。
端まで、ステッチを入れました。
最後は、ハートの下の部分のステッチを入れた後で終わりました。
全体を 裏返した状態にして、
ステッチを入れた紐の、余分な部分をカットします。
通常のパラコードよりも、焼くと縮みやすいので 長めに残してカットしました。
あとは、ライターなどで末端を焼いて ほつれ止めをします。
カットして、焼き止めしました。
焼くと火が出るかもしれませんが、火が出たらライターを離す、火が消えたらまた焼くと繰り返すと、焼き止め出来ますので試してみてください。
焼き止めの詳しいやり方は、こちらをご参照ください。
最初に マイクロコードを通した部分の余分な紐も、同じようにカットして焼き止め処理します。
処理しました。
完成
処理ができたら、これで完成です。
今回使用したマイクロコードhttps://amzn.to/4j1tTf6
こちらは以前ご紹介した、パラコードでバックル ブレスレットの編み方!2色のジッパー編みのYouTube(動画)バージョンになります。一応リンクも貼っておきます。https://youtu.be/WTNXHyx67Q8
「パラコードの編み方を(画像&編み方の名前で)まとめた 図鑑形式の記事もございます。詳細は、こちらをご参照ください」
まとめ
今回は、パラコードでハートのステッチを入れたブレスレットの作り方をご紹介しました。
途中から、ステッチ①と②を繰り返すというパターンになるので 順を追っていけばそこまで難しくはないかと思います。
ニードルを持っていないという方でも、100均に売られている毛糸の「とじ針」を代用品として使うこともできます。
このステッチは、ハート型で とっても可愛らしいですよね。
興味のある方は、ぜひ作ってみて下さいね。
では、最後まで記事を読んでいただき、ありがとうございました。
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