こちらは、比較的 ほどきやすい結び方なので 後でもう一度、解く可能性がある場合に向いている結び方です。
別名 グラニーノットとも呼ばれますが、2本のロープや紐を繋ぐ結び方というよりも、1本の先端などを結ぶのに適している結び方です。
Granny knot tutorial.
特徴
一般的には本結びを間違えて結んで 出来た結び目という位置付けにされることも多い結び方ではありますが、
比較的 ほどきやすく、後でほどく可能性がある場合の仮止めなどに向いている結び方になります。
2本のロープや紐を繋ぐ結び方というよりも、1本の先端などを結ぶのに適しています。
用途
こちらの結び方は、ほどきやすさを生かしてレジ袋を縛るのにも便利に使えます。
一度結んだあと再度2つの端を引いて締めつけることができるため、医療の現場で手術の際の結紮（止血のために血管を縛るなど）に用いられることもあるようです。
結び方
では早速、縦結び（グラニー・ノット）の結び方をご説明します。
今回は、2色のパラコードを使って 結び方をご説明していきます。
右の紐を 左の紐の上から左に出して、交差させます。
左に来た紐を裏から下へ、
そのまま 前から上へ、
次に 右に来た紐を左の紐の上から左に出して、交差させます。
今度は右に来た紐を 前から輪に通して、右に出します。
ここまでで、このような形が出来ます。
最後に 左右の紐を縦向きにしながら、
十字になるようにして、引き締めます。
完成
結び目を引き締めたら、これで縦結びの完成です。
こちらは以前ご紹介した、素早く結べる本結びの結び方のYouTube（動画）バージョンになります。一応リンクも貼っておきます。https://youtu.be/qirhpf89uv8
まとめ
今回は、縦結びの結び方をご紹介しました。
一風変わった感じの結び方で 使える用途は限られていますが、
ほどきやすいという利点を生かして、レジ袋を縛るときなどにも使えます。
縦結びを理解すると、本結びの間違いバージョンというだけの結び方ではないことが分かりますね。
医療の現場でも使われるみたいなので、ニッチな感じですが 実は役に立っている面白いロープワークですね。
では、最後まで記事を読んでいただき、ありがとうございました。
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