こちらは、ラインとライン(釣り糸)同士の結束では基本的な結び方です。
電車が連結するような結び方をすることから、電車結びと呼ばれています。
こちらの記事では、電車結びの結び方をご紹介します。
Fishing train knot tutorial.
特徴
太さが異なるラインでも、ある程度の強度が出るのでラインとラインを結束するノットの中でも基本的な結び方になります。
結び方の最後に 左右の結び目を中心に寄せる動作があるのですが、
この動作が、電車が連結するような 動きに似ているため、電車結びと呼ばれています。
具体的な用途
用途は、魚釣りで ラインとラインを結束するときに便利に使えます。
結び方
では、電車結びの結び方をご説明します。
はじめに 上の糸が左を向くように、下の糸が右を向くようにおきます。
次に 糸を合わせて、長さに余裕を付けておきます。
まずは 右側から結んでいきます。(下のグレーの紐を使います)
下の糸で 数字の6のような形を作ります。
結び方①
(2回目の結び方①は、紐の色が変わりますが 結び方は同じです。)
上の紐を 裏から輪に通します。(ここからは、4回巻き付けていきます)
前から上へ、
裏から輪へ、
前から上へ、
裏から輪へ、
前から上へ、
裏から輪へ、
最後に 前から上へ、
これで 4回巻き付けました。(ここまでが、結び方①です)
本線の糸を引いて、軽く輪を引き締めます。
軽く引き締めました。(この時点では、しっかりと引き締めずに 軽く引き締めましょう)
軽く引き締めたら、全体を反転させます。(右の赤い紐の部分が 左に反転するようにします)
左に 反転させました。
今度は 前から下に、少し反転させます。
すると先程 上にあった紐が、下に来るようになります。(赤い色の紐が、下に来ました)
最後に 右側にも、結び目を作っていきます。
下の糸で 数字の6のような形を作ります。
ここで 最初に作った、結び方①と同じ結び目を作ります。(分からなくなってしまった方は上にスクロールして、結び方①に戻りましょう)
結び方①を行いました。(同じように、4回巻き付けました)
また本線を少し引いて、輪を軽く引き締めます。
軽く 引き締めました。
ここまでで、このように左右に結び目が出来ます。
次は 結び目を引き締めていきます。
引き締めるときのポイント
引き締める前に、結び目全体を水などで濡らしてから引き締めないと摩擦熱により、糸の強度が低下する恐れがあるので注意して下さい。
引き締め作業
ここからは 結び目を引き締めていきます。
左右の本線を引いていきます。(ゆっくりと、引いていきましょう)
すると、左右の結び目が 中心に寄っていきます。
左右の結び目が くっ付きました。
あとは 末端部分も引いて、全体を引き締めます。
結び目 全体を引き締めました。
余った糸の部分を5mm程残してカットします。
完成
これで、電車結びが完成です。
上の画像は、裏返しにした状態です。
こちらは以前ご紹介した、電車結びの結び方のYouTube(動画)バージョンになります。一応リンクも貼っておきます。https://youtu.be/9PM9tIr9JDw
まとめ
今回は、電車結びの結び方をご紹介しました。
PEラインとの結束時は、巻き付け回数を10回程度に増やして、すっぽ抜けないことを確認してからキャストしましょう。
では、最後まで記事を読んでいただき、ありがとうございました。
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