【ロープの途中に 最強の輪を作る!】イングリッシュマンズループの結び方 / バタフライノットよりも高強度

イングリッシュマンズループの結び方
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ロープの途中に輪を作る結びの中でも、トップクラスに強度が高いといわれている結び方です。

今回は、登山やクライミング、キャンプなどのアウトドアでも大活躍するイングリッシュマンズループの結び方をご紹介します。

バタフライノットよりも強度が高く、安全性が確かな結びと言われています。

ロープの途中に 大きさの変わらない輪を作ることができる便利な結び方です。

How to tie a english mans loop knot tutorial.

記事内で 使用した材料や道具などの詳細は、こちらをご参照下さい。


特徴

ロープの途中に、大きさの変わらない 高強度の輪を作ることが出来るのが特徴です。

同じ系統の結び方の、「バタフライノット」より強度と安全性が高いのが 特筆すべき点です。


バタフライノットとの違い

緑色の紐の方が イングリッシュマンズループで、

青い色の方が、バタフライノットです。

イングリッシュマンズループの結び方

両者を見比べてみると 一見して違いがないようですが、結び目の右側の部分を注目して見てみると異なる結び目であることが、確認できます。


さらに 裏面を見てみると、

イングリッシュマンズループの結び方

両者の違いが よく分かりますね。

バタフライノットの結び方などの詳細は、こちらをご参照ください。


用途

輪を大きめに作って、肩や腰に掛けて 重量のある対象物を引っ張るときにも使えます。

また縄ばしごを作る時にも使えます。

イングリッシュマンズループの結び方

間隔を空けて連続して結び目を作り、両端を木やポールなどに結び付けると キャンプなどでシェラカップやメスティン、コップなどを吊り下げて乾かしたり、ハンガーを取り付けると衣類なども掛けられて とても便利です。

カラビナを使うと、物を簡単に取り外しができて おすすめです。

 

「結び方の歴史・世界の結びと文化」についてまとめた、記事もございます。詳細は、こちらをご参照ください。


結び方

では、イングリッシュマンズループの結び方をご説明していきます。

結び目を作りたい部分で、輪を作っていきます。

イングリッシュマンズループの結び方

矢印のように 紐を移動させて、輪を作ります。


輪を作りました。

イングリッシュマンズループの結び方

輪を作ったときに 右に出た紐が交差部分の、上に来るように輪を作りましょう。


さらに右側にも、輪を作っていきます。

イングリッシュマンズループの結び方

矢印のように 紐を移動させて、輪を作ります。


右にも 輪を作りました。

イングリッシュマンズループの結び方

右側に作った輪は、右に出た紐が交差部分の 下に来るように輪を作りましょう。


イングリッシュマンズループの結び方

次に 左の輪を前から右に移動させて、右の輪に重ねます。(少しずらして、重ねましょう)


イングリッシュマンズループの結び方

左右の輪を ずらして重ねると、このような形が出来上がります。


イングリッシュマンズループの結び方

最後に 上の部分を裏から、下の輪に通します。


イングリッシュマンズループの結び方

通したら、下の輪を残すようにして 結び目を引き締めていきます。


完成

引き締めたらこれで、イングリッシュマンズループの結び目が完成です。

 


ほどき方

最後に ほどき方も合わせて、ご紹介します。

イングリッシュマンズループの結び方

両サイドの 結び目の部分を掴んで横に引くと、

イングリッシュマンズループの結び方

結び目が緩んでいき、

解くことが出来ます。


 

こちらは以前ご紹介した、イングリッシュマンズループの結び方!のYouTube(動画)バージョンになります。一応リンクも貼っておきます。https://youtu.be/Uwk-xDVtaso

 

「ロープの結び方を(画像&結び方の名前で)まとめた 図鑑形式の記事もございます。詳細は、こちらをご参照ください」


まとめ

今回は、イングリッシュマンズループの結び方をご紹介しました。

バタフライノットよりも強度が高いとされていて、安全性・信頼性が非常に高い結び方になります。

ロープの途中に、強度の高い輪っかを作りたい場合に 有効な結び方です。

バタフライノットと比べても、結ぶ工程もそれほど多くなくて 覚えやすいですね。

興味のある方は、ぜひ試してみてください。

では、最後まで記事を読んでいただき、ありがとうございました。

 


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