【造園職人 御用達のロープワーク】いぼ結び(男結び)の結び方のコツ! しゅろ縄で竹垣・支柱を結ぶ 綾掛け

いぼ結び(男結び)の結び方、綾掛け

こちらの結び方は、造園などで 竹垣を作る時や支柱を十字に組むときにも使用されます。見た目も美しく、しっかりと強固に結べるため造園でよく使用されます。

庭園などのお庭で、見掛けたことのある方も多いのではないでしょうか。

こちらの記事では、綾掛けと呼ばれる交差した結び方と いぼ結びを組み合わせた結び方をご紹介します。いぼ結びは、別名 男結びとも呼ばれています。

How to tie a ibo musubi tutorial.


特徴

この交差させる部分のことを

いぼ結び(男結び)の結び方

綾掛けと言うのですが、この綾掛けと


いぼ結び(男結び)の結び方

いぼ結び(男結び)を組み合わせて結ぶ構造になっています。

この2つの結びで緩みなくしっかりと固定して縛ることが出来ます。


用途

具体的な用途は、

竹垣を作る時や、

いぼ結び(男結び)の結び方

支柱を縛るときにも 使われます。

結び目の美しさもあり、主に 造園で使われます。


綾掛けの結び方

はじめに、綾掛けの結び方をご説明していきます。

いぼ結び(男結び)の結び方、綾掛け

はじめに 右下から通して、右上に移動させます。


いぼ結び(男結び)の結び方、綾掛け

そのまま 前から左斜め下へ、


このように、右上に輪を作るようにします。


いぼ結び(男結び)の結び方、綾掛け

次に、右上の輪に 裏から通します。


いぼ結び(男結び)の結び方、綾掛け

今度は、裏から左へ、


ここで一度引き締めます。


 

引き締めました。

いぼ結び(男結び)の結び方、綾掛け

左上の紐を 前から右斜め下に通して、


いぼ結び(男結び)の結び方、綾掛け

右下の紐を 前から左上へ、移動させます。


 

すると、このような形が出来ます。

いぼ結び(男結び)の結び方、綾掛け

全体を裏返すと、


いぼ結び(男結び)の結び方

綾掛けが、出来上がっています。

これで、綾掛けの部分が完成です。


いぼ結びの結び方

ここからは、いぼ結びの 結び方をご説明していきます。

この結び目の空間を 真ん中に寄せて 合わせます。(空間が出来ないように、詰めて合わせましょう)


 

次に 結び目を左手の指で 押させて、

いぼ結び(男結び)の結び方、綾掛け

左上の紐を 右へ、


いぼ結び(男結び)の結び方、綾掛け

次に、右の紐の裏から 左へ移動させます。


ここまでで、上に輪が出来るようにします。


いぼ結び(男結び)の結び方、綾掛け

今度は、右の紐を 左の紐の裏から、上に出します。


ここで、上に出した紐を引っ張って 一度引き締めます。


 

上に出した紐を引っ張って 引き締めました。

いぼ結び(男結び)の結び方、綾掛け

上の紐を輪に 裏から通します。


 

上の紐を輪に 裏から通しました。

いぼ結び(男結び)の結び方、綾掛け

通したら、右の紐を 前から左に移動させて、


左の紐を 右に移動させます。


最後に、右に来た紐を引いて、引き締めます。


 

引き締めました。

いぼ結び(男結び)の結び方

これで、いぼ結びの完成です。(余った紐の部分は、実際は少し残してカットします)


いぼ結びのコツ

いぼ結びを結ぶときのコツは、

出来るだけ 結んでいく各工程で、ゆるみが出来ないように注意して結ぶのがポイントです。


完成

これで完成です。

今回使用したパラコード(カーキ /4mm9芯)https://amzn.to/3aVHJSw


 

こちらは以前ご紹介した、いぼ結び&綾掛けの結び方のYouTube(動画)バージョンになります。一応リンクも貼っておきます。https://youtu.be/Ez-kG15Sr1s

 


まとめ

今回は、綾掛け&いぼ結びの結び方をご紹介しました。

いぼ結びは、結び慣れないと ゆるみが出やすい結び方です。

指で ゆるまないように 結び目を押さえながら結んだり、その都度 ゆるみが出てしまったら引き締めながら結ぶと良いですね。

では、最後まで記事を読んでいただき、ありがとうございました。

 


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