【パラコードをカットするときのコツを1から10までやさしく解説! / 編む前の準備の仕方を詳しく教えます!】今回の記事では、編んでいく前のパラコードを切るときの手順と、切り口の処理について、必要な長さを決めるときの計算方法や調節について詳しくご紹介したいと思います。
Paracord how to cut.
パラコードの測り方
はじめにパラコードをメジャーを使って測っていきます。
できれば定規などよりもメジャーを使った方が作業がスムーズに進められるかと思います。
ポイント①
メジャーの端に重りなどを載せて、測っている最中にズレない様にしておくと、正確に長さを測ることができます。
私はいつも、小さくて軽めのダンベルを載せて、パラコードの長さを測っています。
はじめに0の位置にパラコードの端を合わせます。今回は、3m10cmの長さでパラコードをカットするという想定で、実際に測り方をご紹介します。
0の位置から1mの所まで行って、折り返します。
左方向の0に戻ると、
これで2mが測れました。もう一度右方向に折り返すと、
これで3mが測れました。
はじめに0から1mの位置へ、次に0まで折り返すと2m、もう一度1m地点に折り返すことで3mが測れます。
またこのような測り方では、折り返した本数を数えれば、何メートル測れているのかが分かります。折り返した本数を数えると、2本なら2m、3本なら3m、5本なら5mなど。
このやり方を応用すれば、メジャーの伸ばせる長さに関わらず、何mでも必要なパラコードを測ることが可能です。
3m10cmを測るとすれば、さらにそこから10cm測ればOKです。
このような測り方を行うと、時間をかけずに素早く測れ、何メートル測れているのかが分かりやすくて、おすすめです。
カットについて
測ったら、実際にカットしていきます。
こちらは、切れ味が悪いハサミでわざとカットしています。
ご覧の通り、先がブサブサになっています。このようにブサブサになっていると焼き止め(ほつれ止め)の末端処理がしずらいので、できるだけ切れ味の良いハサミを使うのがポイントです。
切れ味の良いハサミでカットすると、
このように断面が揃っているので、焼き止めがしやすいです。
必要な長さでパラコードをカットできたら、ライターなどで先を焼いて、焼き止めしておきます。
処理しておかないと編んでいるときに、ほつれて来るので必ずカットした後は端を処理しておきましょう。
必要な長さの決め方
作る物に対しての必要な長さは、編み方や個人の編み加減などで、かなり変動してしまいます。
ですので、「今回は〇mでパラコードをカットして編みました」と表記してあったとしても、実際に同じ長さで編んでみたら足りなかったという場合や、かなり余った、という場合も結構あります。(目安として考えると良いと思います)
実際に何メートルあればどれくらい編めるのか、ということを計算して、必要な長さを決めるときもあります。
必要な長さを計算する方法
まず1mの長さでカットしたパラコードを用意します。
ブレスレットなど、金具への取り付けが必要な物は、取り付けます。
金具に取り付けました。(軸の長さは16.5cmに設定)
画面上下(縦にすると左右)に編み込み用の紐がありますが、この紐の長さを測れば、取り付け(軸)にどれだけパラコードを使ったかが分かります。
余った紐(編み込み用の紐)が片方25cmで、もう片方が17cmだったので、足して42cmです。
カットした長さの1m(100cm)から、42cmを引けば、58cmなので、今回は、16.5cmの軸を作るのに、約58cm使いました。
次に編み込み用の紐の長さ(42cm)を覚えておき、実際に編んでみます。
4cm程編み込めました。
ということは、42cmで大体4cm編めることが分かりました。
軸を16.5cmに設定してあるので、16.5cm編むには、42cmの4.2倍以上の長さとプラスで軸に使った長さが必要になるということになります。
このデーターを元に計算すると、軸に使った58cmと、42cmの4.2倍の約176cmを足すと、2m30cmくらいが必要だということが計算できます。
この計算法はブレスレットやキーホルダー、リードなど、何の編み方でも応用して計算できますが、かなり大まかで大体の目安として考えてみて下さい。計算してカットしても編みきれない場合もたまにあるので、実際の数字よりも長めに余裕を持ってカットすることをオススメします。
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まとめ
今回は、パラコードを必要な長さでカットするときのポイントをいくつかご紹介しました。
パラコードを必要な長さでカットするときは、できるだけ余裕を付けた長さでカットすると良いです。せっかく編んでも、途中で長さが足りなくなれば編みなおしという事態になってしまうからです。。
なので足りないよりは、余る方がまだ良いと思って、少しくらい余ってしまってもしょうがないと思うことが大事です。余った紐は、他のパラコード編みで使えることがあるので保管しておくと、あとで使える場合があります。
では、最後まで記事を読んでいただき、ありがとうございました。
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