【ペグが刺さらない山岳地帯でも 役に立つロープワーク! / 簡単15秒で結べる方法!】こちらの記事では、エバンスノット(日本語名は、二重止め結び)の結び方をご紹介します。こちらは、登山やキャンプ、アウトドアでテントを立てるときに、ペグが刺さらない山岳地帯などの場合、石などに結び付けてテントを支えるのにも使えます。
もやい結びは、固定式の輪ですが、こちらのエバンスノットは輪の大きさが自在に調節でき、輪が引き絞れるのが特徴です。引き解け結び(スリップノット)と系統が同じ結び方ですが、エバンスノットの方が強度が高いのが特徴です。
How to tie a evans Knot tutorial.
具体的な用途
作った、結び目の輪を対象物に通して、
輪を引き絞ると、物が固定できます。
特徴
エバンスノットの特徴は、
輪の下の部分を引っ張ると、輪を大きくすることができ、
長い方の紐(本線の紐)を引くと、輪を小さくすることができます。
そのまま、最後まで本線を引っ張ると、
このように、結び目が解けます。
結び方
では、早速 エバンスノット(二重止め結び)の結び方をご説明します。
(今回は、ロープではなくパラコードを使って解説していきます)
はじめに、末端の紐を上に折り返します。
末端の紐を上に折り返しました。
次に、長い方の紐の前から、下に下ろします。
末端を下に、下ろしました。
そのまま、輪の裏から 上に移動させます。
輪の裏から、上に移動させました。
また、前から下に下ろします。
前から、下に下ろしました。
(下に下ろしたときに、このように紐を人差し指に引っ掛けます)
もう一度、輪の裏から 上に移動させます。
末端の紐を輪の裏から、上に移動させました。
下に下ろして、前に持っていきながら、
人差し指の巻いてきた輪っかに、右から左方向に通します。
通すと、
このような結び目が出来ます。
あとは、引き締めます。
完成
結び目を引き締めたら、これで エバンスノットの完成です。
今回使用したパラコード(オリーブドラブ /4mm7芯)https://amzn.to/3COrfpL
直接 結びつける方法
先に輪を作らずに、対象物に直接 結び付けたいときは、
はじめに、このように対象物に紐を くぐらかせておき、先程と同様の結び方で結んでいきます。
紐を くぐらかせてから同じように結ぶと、
対象物に直接、結び付けられます。
こちらは以前私がご紹介した、エバンスノット(二重止め結び)の結び方のYouTube(動画)バージョンになります。一応リンクも貼っておきます。https://youtu.be/n6vC8oLEdes
まとめ
今回は、エバンスノット(二重止め結び)の結び方についてご紹介しました。
簡単で覚えやすく、輪の大きさが自由に調節できるので、日常生活からキャンプなどのアウトドアまで便利に使えます。
では、最後まで記事を読んでいただき、ありがとうございました。
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