【強度100%超えの超高強度ノット!】こちらの記事では、ワダノット(和田ノット)の結び方をご紹介します。こちらは、魚釣りでラインを結束するのに使えます。ノットコンテストでも優勝した、高強度な結び方です。見た目が似ている結び方で、パロマーノットなどもありますが、パロマーノットよりもワダノットの方が高強度になります。
How to tie a wada knot (fishing knot) tutorial.
記事内で 使用した材料や道具などの詳細は、こちらをご参照下さい。
具体的な用途

用途は、魚釣りで ルアーやスナップ、サルカンを結束するときに便利に使えます。
結び方
では、早速 ワダノットの結び方をご説明します。

今回は、解説が分かりやすいように リングとパラコードを使ってご説明していきます。

リングに下から通します。
下から通しました。

そのまま上に移動させて、

もう一度 輪に、下から通します。
もう一度、下から通しました。

ここで、今通してきた紐が上に来るようにします。(1回目にリングに通した紐の上に来る)
上の画像では 分かりやすいように わざと、末端を短くして、輪を小さく作っていますが、実際は、もう少し末端を長くして、もう少し輪を大きく作りましょう。
末端を長く&輪を大きくしました。

次に、末端の紐を上に移動させます。(ここから末端を輪に、2回巻き付けます)
末端を上に移動させました。

そのまま、裏から下へ通します。
裏から下に通しました。

末端を下から、上に移動させます。(もう一度巻き付けます)

下に移動させます。
輪に、2回巻き付けました。

巻き付ける方向は、左から右に2回です。(2回目の巻きが右に来ます)

末端を巻き付けて出来た輪に、左から右方向に通します。
末端を巻き付けた部分に、左から右に通しました。

あとは、引き締めていきます。

リングに掛かっている紐と、末端の紐を掴み、

引き締めます。
すると、

右側に このように、Xのような結び目が出来ます。
最後に、長い方の紐(矢印の先の本線の紐)を引いて、引き締めます。
釣り糸で結ぶときのポイント
最後に長い方の紐を引いて、引き締めるときに結び目全体を水などで濡らしてから引き締めないと摩擦熱により、糸の強度が低下する恐れがあるので、注意して下さい。
引き締めました。

右側にあった結び目が、リングの方に寄っていき、結び目が引き締まりました。
糸が絡まないように しっかりと、この結び目が出来るようにしましょう。
完成
これで、結び目が完成です。

最後に、余った糸の部分を5mm程残してカットします。
今回使用したパラコード(カーキ /4mm9芯)https://amzn.to/3ygfxlr
こちらは以前私がご紹介した、ワダノットの結び方のYouTube(動画)バージョンになります。一応リンクも貼っておきます。https://youtu.be/mk9heh_4Fuw
「ロープの結び方を(画像&結び方の名前で)まとめた 図鑑形式の記事もございます。詳細は、こちらをご参照ください」
まとめ
今回は、ワダノットの結び方をご紹介しました。
魚釣りで、ラインを結束するときに便利に使えます。
では、最後まで記事を読んでいただき、ありがとうございました。
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