腰掛け結びの結び方!【消防士 御用達のロープワーク! 】

腰掛け結びの結び方

消防などで 負傷者の救助作業時にも使われる、とても安全性の高い結び方です。

また、ロープにぶら下がって 腰掛けて作業するときにも役立ちます。

今回は、腰掛け結び(チェアノット)の結び方をご紹介します。

How to tie a chair knot tutorial.


特徴

こちらは、頑丈な2つの輪(ループ)を作ることが出来る結び方です。

別名 チェアノットとも呼ばれます。

輪の部分に 荷重が掛かった状態だと、


腰掛け結びの結び方

本線が抜けない限り、解けることがないので とても安全性が高い結び方になります。

末端が 上(本線部分)に来るのも特徴の1つです。


用途

輪の部分に腰を掛けて吊り下がって、作業するときにも使えます。

また 消防などで負傷者の救助作業時にも使われます。

単純に 安全性の高い、強固な輪を作りたいといった場合にも おすすめです。


結び方

では早速、腰掛け結びの結び方をご説明します。

はじめに ロープを上の画像のように、折り返しておきます。


腰掛け結びの結び方

矢印のようにロープを移動させて、数字の6ような形の 輪を作ります。


輪を作りました。

腰掛け結びの結び方

次に先端を 下から輪に通します。


腰掛け結びの結び方

通した先端の紐を 手前に下ろします。


腰掛け結びの結び方

通した先端の紐を 手前に下ろしました。


腰掛け結びの結び方

今度は 今下ろした輪の中から、矢印の先の二重の輪の部分を引き出します。


輪の中から、二重の輪の部分を引き出しました。

腰掛け結びの結び方

そのまま 輪を裏返すようにして、上に持っていきます。


腰掛け結びの結び方

最後に 矢印の先の二重の紐を引いて、結び目を引き締めます。


腰掛け結びの結び方

引き締めました。

腰掛け結びの結び方

裏面を見て、紐が ねじれたり交差してないか確認しましょう。


完成

引き締めが出来たら、腰掛け結びの完成です。

 


ほどき方

腰掛け結びの結び方

矢印の先の部分を 緩めてから、


腰掛け結びの結び方

緩めた輪を 裏返すようにして、右に移動させます。


腰掛け結びの結び方

あとは 裏返した輪を結び目から抜くと、


簡単に ほどくことが出来ます。


 

こちらは以前ご紹介した、腰掛け結びの結び方のYouTube(動画)バージョンになります。一応リンクも貼っておきます。https://youtu.be/jkLlHMODF_Q

 


まとめ

今回は、腰掛け結びの結び方をご紹介しました。

ロープにぶら下がって 腰掛けて作業するときにも役立ちます。

とにかく安全性の高い、強固な輪を作りたいといった場合にも おすすめです。

では、最後まで記事を読んでいただき、ありがとうございました。

 


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