棒結びの結び方！【ロープを束ねるのに使えて即ほどける実用的ロープワーク！】

棒結びの結び方

こちらは、ロープや紐をコンパクトに束ねたいときに使えるロープワークです。

解くときも絡まないので、キャンプやアウトドア用のロープなどをまとめるときにも便利に使えます。

Tangle free coil rope storage (quick deploy) tutorial.

特徴と用途

ロープをコンパクトに収納でき、結び方もシンプルで覚えやすいのも特徴です。

棒状にロープを束ねることが出来るので、棒結びと呼ばれています。

ロープをまとめた後に、余った部分でループを作りカラビナを通しておくと、ロープの携帯にも便利です。

結び方

では早速、棒結びの結び方をご説明します。

はじめにロープの先端を右に向けておきます。

左の部分を右へ、（ここからは、ぐるぐると束ねていきます）

右に来た部分を左へ、

左に来た部分を右へ、

同じ動作を繰り返して、輪っか状に束ねていきます。

束ねていくときのサイズは、出来るだけ同じ長さで束ねていくと綺麗な仕上がりになります。

束ねました。

ここから巻き付けていくので、巻き付ける分の長さを残して束ね終わりましょう。

束ねた部分を重ね合わせます。

次に余らせた紐を巻き付けていきます。

前から上へ、

裏から下へ、

また前から上へ、

裏から下へ、（ぐるぐると巻き付けていきます）

巻き付けるときは、巻いたロープが重ならないように注意してキツくしっかりと巻き付けるのがポイントです。

巻き付けました。

最後は末端が上に来るように、上の画像のように巻き付け終わります。

末端を下から、左の全ての輪に通します。

末端を下から、左の全ての輪に通しました。

左の末端を押さえながら、右の先端の紐を引いていきます。

引いていくと、

左の輪が 1本締まっていき、

最後まで引き締まると、紐が固定されて解けなくなります。

固定されたら、これで棒結びの完成です。

完成

余った部分でループを作っておきカラビナに通すと、リュックなどに吊り下げて携帯することもできます。

今回ループを作るのに使用した結び方は、もやい結びという結び方です。

ほどき方

棒結びのほどき方は、

左側の固定された紐を

引き抜いてほどいてから、

ほどいた紐を

左方向に引っ張っていきます。

すると、ぐるぐると回転するように解けていき、

素早く簡単に、ほどくことが出来ます。

こちらは以前ご紹介した、棒結びの結び方のYouTube（動画）バージョンになります。一応リンクも貼っておきます。https://youtu.be/HnohQKZBAK8

まとめ

今回は、棒結びの結び方をご紹介しました。

解きたいときにすぐにほどける（クイックリリースできる）のも特徴です。

コンパクトに収納できるので、携帯性も上がって便利なロープの束ね方ですね。

では、最後まで記事を読んでいただき、ありがとうございました。

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