こちらは、解こうとしない限り ほどけないとも言われるほど、強度が高い靴紐の結び方になります。
シンプルでエレガントな結び目なので、革靴に最適な結び方です。
今回は、ベルルッティ結びの結び方をご紹介します。
How to tie a shoe lace berluti knot.
特徴
1970年代にフランスの高級紳士靴メーカーのデザイナー、オルガ・ベルルッティさんが取り入れた結び方として知られています。
結び方も簡単で、解きやすく、一度結ぶと ほどけにくいのが特徴です。
メリットは、末端を引っ張って解こうとしない限り、ほどけないと言われるほどの強度＆見た目の美しい結び目です。
デメリットは、蝶々結びよりも若干、結んだ後の紐が短くなる点です。
用途
革靴・ビジネスシューズの紐で結ぶのは もちろん、
日常生活でも取り入れやすく、普段用のスニーカーなどの靴紐にも安心してお使いいただけます。
結び方
では、ベルルッティ結びの結び方をご説明していきます。
左の紐を 右の紐の上から右へ出して、交差させます。
次は 右に来た紐を裏から手前に、下の輪に通します。
さらに右に来た紐を もう一度、裏から手前に下の輪に通します。
ここで左右の紐を引いて引き締め、ひと結びします。
ひと結びが出来ました。
ここからは 右の紐で輪を作っていきます。
右の紐を 折り返して、輪を作ります。
右の紐を折り返したときに、末端側が上に来るようにしましょう。
今度は左の紐を 今作った輪に裏から引っ掛けます。
左の紐を 輪に裏から引っ掛けました。
そのまま 手前に下ろします。
下ろした紐を 折り返します。
折り返しました。（折り返した輪は、末端側が下に来るように折り返しましょう）
ここで 折り返した紐を前から、輪に通します。
すると、このような形が出来上がります。
最後に 右の輪を下の輪に、前から奥に通します。
通しました。
左右の輪を引いて、引き締めます。
左右の輪を引くと、縦の結び目が 2つ出来上がっていくと思います。
その縦の結び目を 中心に寄せて、くっ付けるようにして引き締めていきます。
縦の結び目を中心で くっ付けるようにして引き締めました。
あとは、末端の紐と 左右の輪の大きさを整えます。
完成
整えたら これで、ベルルッティ結びが完成です。
ほどき方
ほどき方は、蝶々結びと同様に 簡単にほどけます。
末端を引くと、
スルスルと、
簡単に 解けます。
こちらは以前ご紹介した、ベルルッティ結びで靴紐の結び方！のYouTube（動画）バージョンになります。一応リンクも貼っておきます。https://youtu.be/OG46GDs7Fc8
まとめ
今回は、ベルルッティ結びで靴紐の結び方をご紹介しました。
縦に二重になった結び目と、蝶々結びが合わさったような キレイな結び目ですよね。
シンプルで飾り過ぎない結び目なので、ビジネスシーンでも問題なく使えて、さりげなくオシャレです。
そこまで難しくはない結び方ですので、普段履くシューズの靴紐の結び方に ぜひ取り入れてみて下さいね。
では、最後まで記事を読んでいただき、ありがとうございました。
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