キャンプなどで使うハンモックや 畑などの防鳥ネットに応用したり、そのまま 壁に掛けてウォールハンガーとしても使えます。
使う編み方は、ブルヒッチとスネークノット(つゆ結び)、平編みの3つの編み方で作れるので 意外と簡単に作業を進められます。
Paracord making a net snake knot tutorial.
記事内で 使用した材料や道具などの詳細は、こちらをご参照下さい。
応用した使い道
そのまま壁に掛けて ウォールハンガーとして飾ったり、
ハンモックとして、また防鳥ネットやサッカーボールのボールネット、網目を細かく作るとバッグなどにも応用できそうです。
パラコードのカット
パラコードは、軸用の紐を約60cmの長さで 2本カットしました。
パラコードをカットするときの詳しい方法はこちらをご参照ください。
編み込み用の紐は、約1m20cmの長さで 5本カットしました。
サイズ
これらの紐の長さでは、縦15.5cm 横22cm程のサイズのネットを作ることが出来ます。
さらに大きなサイズのネットを作りたい場合には、編み込み用の紐の本数をさらに増やして、全ての紐の長さもさらに長くカットして下さい。
取り付け
はじめに軸用の紐に、編み込み用の紐を取り付けていきます。(ブルヒッチという結び方で取り付けていきます)
編み込み用の紐を 末端を合わせて、半分に折り返します。
半分に 折り返しました。
次に、軸用の紐を 横向きにして置きます。
横向きにしておいた軸用の紐に、今折り返した紐を 裏から下に通します。
そのまま 左右の末端の紐を上から輪に通します。
すると、このような結び目が出来ます。
次に、左の輪を右方向に ねじります。
左の輪を右方向に ねじると、このような形が出来ます。
あとは 下の輪の中から、末端の紐を上に出します。
あとは、引き締めます。
引き締めました。(これで、1本の紐の取り付けが完了です)
右側に、さらに同じように編み込み用の紐を取り付けていきます。(残り4本の紐も同様に取り付けます)
合計5本の編み込み用の紐を 取り付けました。
結び目と結び目の間隔は、全て約5cmの間隔にしています。(ブルヒッチの結び目は、横にスライドさせることが出来るので、間隔は自由に調整できますよ)
左の方から、編み込んでいきます。
編み方①
一番左の紐から 1つ右の紐と、さらにその右側の紐で スネークノットを作っていきます。
スネークノット
左の紐を 前から右に移動させて、
そのまま、右に移動させた紐を 裏から左に出します。
裏から左に出してくるときに、右に輪を作っておきましょう。(下の画像のように)
今度は下の紐を 左の紐の裏から、上に出します。
最後に右の輪に、上から通します。
通したら、
編み目を 引き締めます。
引き締めました。(ここまでがスネークノットの編み方です)
次は右隣の紐と、さらにその右側の紐で 同じようにスネークノットを行います。
スネークノットを行いました。
網目の間隔が一定になるように、目のサイズ(空間)を同じくらいの大きさに調整します。(大きさをできるだけ均一に調整すると、綺麗な網目に仕上がり 完成度が高くなります)
さらに右続きにスネークノットを行っていきます。(矢印の先の左右の紐で、それぞれスネークノットの結び目を作りましょう)
右続きに、スネークノットを行いました。
これで、1段目が完成です。(ここまでが編み方①です)
2段目も、左側から編んでいきます。
編み方②
今度は一番左の紐と、その右側の紐で スネークノットを行います。
結び目を作りました。
さらに その右隣りの紐と、右側の紐とでスネークノットをします。
結び目を作りました。
さらに右続きにスネークノットを行っていきます。(矢印の先の左右の紐で、それぞれスネークノットの結び目を作りましょう)
右続きに、スネークノットを行いました。
これで、2段目が完成です。(ここまでが編み方②です)
3段目も、同じようにスネークノットで編んでいきます。(編み方①と同じ編み方です)
矢印の先の左右の紐で、それぞれスネークノットの結び目を作りましょう。
3段目が 出来ました。
4段目も、同じようにスネークノットで編んでいきます。(編み方②と同じ編み方です)
矢印の先の左右の紐で、それぞれスネークノットの結び目を作りましょう。
4段目が 出来ました。
次は、編み方①と同じで、その次は編み方②と同じです。(編み方①と②を交互に繰り返して編み込んでいきます)
編み進めると、網目が出来上がっていきます。
今回は、6段の網目を作って 終わりにします。
ここからは、最後の処理の仕方をご説明します。
最後の処理
網目全体を 上下反転させます。
上下を反転させました。
最後の編み目の裏から、軸用の紐を通します。
裏から、軸用の紐を通しました。
左側の部分から、処理していきます。
平編み
ここからは、平編みを行っていきます。
上の紐を裏から下へ、
右の紐で、輪を作ります。
次に 左の紐を下に下ろして、
下ろした紐をそのまま、右の輪に下から通します。
通したら、引き締めます。
引き締めました。(ここまでが、平編みの編み方です)
これで、1か所の処理が完了です。
右続きで、同じように平編みを行って処理していきます。
全ての紐で、平編みを行いました。
これで、接続&ほつれ止めの処理が完了です。
あとは、余分な部分をカットして、焼き止め処理をしていきます。
全ての紐の 余分な部分をカットして、焼き止めしました。
焼き止めの詳しいやり方は、こちらをご参照ください。
完成
処理ができたら、これで完成です。
こちらは以前ご紹介した、パラコードでネット(網)の作り方!スネークノットのYouTube(動画)バージョンになります。一応リンクも貼っておきます。https://youtu.be/LKIDZNtODyA
「パラコードの編み方を(画像&編み方の名前で)まとめた 図鑑形式の記事もございます。詳細は、こちらをご参照ください」
まとめ
今回は、パラコードでネット(網)を作る方法についてご紹介しました。
網目の間隔を大きく作ると荒く、網目の間隔を小さく作ると細かくなります。網目の細かさは、お好みで調節してみて下さいね。
工程がやや多めですが、編み方自体は簡単なので難しさや、ややこしさは少ないかと思います。
興味のある方は ぜひ挑戦してみて下さいね。
では、最後まで記事を読んでいただき、ありがとうございました。
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