【絶対失敗しない焼き止めのコツ! / パラコードクラフトに必須の技術!】今回の記事では、パラコードを編み終えた後の末端処理の方法、焼き止め(ほつれ止め)のコツをご紹介していきます。
焼き止め(ほつれ止め)は、パラコードを編むときに必須と言えるほど、毎回使うものです。処理をしないでおいてしまうと、パラコードの端から徐々に、ほつれていってしまうため必ずやっておかなくてはいけない処理作業になります。
Paracord How to burn ends.
準備するもの
・ハサミ
・ライターなど
できれば、ガス式のライターの方が 焼き止め処理がしやすいです。
カットの仕方
今回は、ブレスレットを編んだ後の処理を一例として、末端処理の方法をご説明します。
編み終えた後に、最低でも5cm程は余分にパラコードが余るようにしましょう。
ここで、あまり最後に余った紐が短すぎると、処理しにくくなってしまう場合があるので5cmから10cmくらいは余分にあまるくらいが、ちょうど良いかと思います。
ハサミを使って、カットしていきます。
カットしました。
このとき必ず3、4mmくらいの長さを残してカットするようにしましょう。
末端処理するときにギリギリに切ってしまうと、編んだ本体部分に近くなってしまうため、間違って本体も焼いてしまう場合があります。
また、パラコードを焼き止めするときに、焼いて縮む分も計算して、カットするのがポイントになります。
カットしたらライターなどで、焼き止め(ほつれ止め)をします。
編んできた本体を焼いてしまわぬよう、慎重に炎を近づけてパラコードの末端を焼いて溶かしていきます。
先端を炙ったら、
焼いた部分に、素早くハサミを押し当てます。
すると、このように末端が広がって処理されます。
この処理をすることで、編んだ後に編み目が解けてくるのを防止できます。このように末端を広げて処理しなくても、ほどけにくい場合もあるんですが、この処理を施しておくことでさらに編み目が解けにくく強化できるというわけです。
パラコードの主な材質はナイロンやポリエステルなどで、ライターなどで焼くと溶けて、熱が冷めると固まるという特徴があります。
一例としてこちらは、端を焼いた後に、ハサミを押し当てて処理しなかった場合の画像です。
このままだと、いずれ端の紐が抜けて、編み目が解けてしまう可能性があります。
なのでライターなどで端を焼いた後は、必ずハサミを押し当てて末端を広げて処理しておくことをおすすめします。
この作業に慣れていない場合、処理した後にこのようにギザギザとした感じになってしまうことがあります。
そういったときは、もう一度表面を焼き直して整えると良いです。もちろん、この際にも本体を焼いてしまわぬよう注意です。
ただ、あまり焼きすぎると焦げた感じになってしまうので、焼き直すか、そのままでいいのかの見極めも大事です。
こちらは、Jagged Ladderという編み方でペットボトルホルダーを作ったときの画像です。
画面右下の矢印部分のように、結び目の後に端の紐があるような場合は、そのまま焼き止めします。これらの場合ハサミを押し当てて処理する必要はありません。
編み目の最後に焼き止めするときは、焼いてからハサミを押し当てて処理する。
結び目の最後など編み目ではない場合は、ハサミを押し当てて処理する必要はないという感じです。
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まとめ
今回の記事では、パラコードを編み込んだ後に、末端処理する方法についてご紹介しました。
パラコードの先端を炙るときは、なるべく発生する煙を吸い込まないようにしてください。人体に有害という訳ではありませんが、まれに気分が悪くなってしまう方もいるようなので、少し鼻や口を煙からずらして直接吸わないように避けてください。
焼き止め(ほつれ止め)をするときは、いきなり炎を直接当てるよりも、少しづつ炎を末端に近づけていき、焦げない程度の所で炙って溶かしていくというのがポイントです。
数をこなして慣れていくというのが、一番の技術向上の近道なのかなと思います。
私もパラコード編みを始めたての頃は、本体を焼いてしまったり、焼きすぎて焦げが出来て、きれいな仕上がりにならなかったりと、何度も失敗を繰り返し、今は始めた時よりは上手くできるようになりました。
では、最後まで記事を読んでいただき、ありがとうございました。
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