こちらは、平安時代から続く伝統的な結びで、縁起が良くお守りにも使える結び方です。几帳結びは、「きちょうむすび」と読みます。叶結びとの違いは、裏面も同じ結び目になっているところです。
応用すると、キーホルダーも作れます。
Chinese flower knot (3 petal version) tutorial.
結び方の応用
出来た結び目は、
金具に通すと、キーホルダー(お守り)として使えます。
結び方
では早速、几帳結びの結び方をご説明します。(必要な紐の長さは、50cmくらいで結ぶと結びやすいです)
はじめに、紐の先端を右側にします。
次に、先端を折り返して 輪を作ります。
左側にも、同じように輪を作ります。
ここまでで、Mのような形が出来ます。
今度は、左の輪を 右の輪に裏から通します。(通したら、右に出します)
左の輪を 右の輪に裏から通しました。
左の紐を右に移動させて、
右の輪に、折り返して 上から通します。
このように、折り返した状態で通します。
右の輪に、折り返した状態で通しました。
右上の紐を 下に移動させて、
右下の輪に前から通し、左下の輪にも 前から通します。(真ん中 下の末端の紐の、前を通るのがポイントです)
このように、通します。(通したら、左に出します)
最後に、左に出した紐を 右下の輪に裏から通します。
左に出した紐を 右下の輪に 裏から通しました。
結び目の引き締め
ここからは、結び目を引き締めていきます。
合計3つの輪を残すようにして、引き締めていきます。
まず、末端の紐2本を引っ張ります。(3つの輪を押さえながら、引き締めます)
末端の紐を引きました。
次に、3つの輪をそれぞれ 引っ張っていきます。
これで、真ん中の結び目が 引き締まりました。
あとは、3つの輪の大きさを 整えていきます。
右の輪のサイズを小さくするとしたら、矢印の先の紐を引きます。
次に、矢印の先の紐を引くと 引き締まり、調節できます。
他の輪も、同じ要領で整えましょう。
完成
3つの輪の大きさが調整できたら、これで完成です。
今回使用したパラコード(ダークバーガンディ /4mm7芯)https://amzn.to/3Cgj0Di
こちらは、結び目の裏面なのですが 表と同じような 結び目になるのも几帳結びの特徴の1つです。
こちらは以前ご紹介した、几帳結びの結び方!のYouTube(動画)バージョンになります。一応リンクも貼っておきます。https://youtu.be/oe2074d5crA
まとめ
今回は、几帳結びの結び方をご紹介しました。
結ぶときの紐の長さは、長過ぎても短すぎても 結びにくいので、練習するなら40cm~50cmくらいの長さの紐で結ぶと結びやすいです。
では、最後まで記事を読んでいただき、ありがとうございました。
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