丈夫な作りで、大きなワンちゃん用に最適な首輪です。こちらの記事では、パラコードで首輪の作り方をご紹介します。今回は、ダブル・コブラ編み（ダブル・平編み）という編み方で作り方をご説明していきます。
幅がとても広めなので、大型犬向きな首輪です。今回は、小型犬サイズの長さで作りますが、パラコードの長さを換算して作ると大きなサイズでも作れます。
Paracord double cobra weave big dog collar tutorial.
金具
今回用意した金具は、バックル（左）とDカン（右）です。
使用したバックルのサイズは、縦約5cmで、横約2.5cmの、パラコードを取り付ける間の部分は、約1.7cmです。
Dカンのサイズは、縦約2.5cmで、横約3.5cmです。
パラコード編みに必要な道具について、詳しくはこちらをご参照下さい。
パラコードのカット
パラコードは、2色とも約2m80cmの長さでカットしました。
今回は、首輪の編み込み部分の長さを20cmに設定しています。
パラコードをカットするときの詳しい方法はこちらをご参照ください。
取り付け
パラコードを用意したら、バックルに取り付けていきます。
カットした2本のパラコードの 末端を合わせて、半分に折り返します。
1本の紐を使って折り返した部分を
バックルにカウヒッチで、取り付けていきます。
Dカンを巻き込んで、結び付けていきます。
前からバックルに通して、通した後に 下方向に引っ張っていきます。
次に 下の輪に末端を上から通します。
これが、カウヒッチという結び方です。
今度は、先程取り付けた部分の間に もう1本の紐を同じように、カウヒッチで取り付けます。
もう1本の紐をカウヒッチで取り付けました。
取り付けたら、結び目を引き締めます。
引き締めました。
次に 末端の紐をもう片方のバックルに、通していきます。
末端の紐をバックルに、前から通します。（末端の紐は、交差したり ねじれたりしないように揃えて通しましょう）
通しました。（通した後に、末端の紐がある方が上に来るように反転させました）
全体を反転させた後に、上の左右の紐（外側の紐）だけを横に広げておきます。
編み方
ここからは、ダブル・コブラ編みで編み込んでいきます。
右の紐で、右に輪を作ります。（右側から、編み込んでいきます）
右の紐で、右に輪を作りました。
ここで、上の右の紐（茶色い紐）を真ん中の軸の間に、裏から通します。
上の右の紐（茶色い紐）を真ん中の軸の間に、裏から通しました。
そのまま下に下ろします。
そのまま 下に下ろしました。
下ろした紐を 右の輪に下から通します。
最後まで通して、編み目を引き締めます。
編み目を引き締めました。
今度は、左の紐（今編み込んで来た、左にある紐）で左に輪を作ります。
左の紐で、左に輪を作りました。
右の紐を下に下ろします。
右の紐を下に下ろしました。
下ろした紐をそのまま 左の輪に下から通します。
最後まで通して、編み目を引き締めます。
編み目を 引き締めました。（ここからは、左側も同じ要領で編み込んでいきます）
左の紐で、左に輪を作ります。
左の紐で、左に輪を作りました。
ここで、上の紐（茶色い紐）を真ん中の軸の間に、裏から通します。
上の紐（茶色い紐）を真ん中の軸の間に、裏から通しました。
そのまま下に下ろします。
そのまま 下に下ろしました。
下ろした紐を 左の輪に下から通します。
最後まで通して、編み目を引き締めます。
編み目を引き締めました。
今度は、右の紐（今編み込んで来た、右にある紐）で右に輪を作ります。
右の紐で、右に輪を作りました。
左の紐を下に下ろします。
左の紐を下に下ろしました。
下ろした紐をそのまま 右の輪に下から通します。
最後まで通して、編み目を引き締めます。
編み目を 引き締めました。
今作った編み目（画像の左上のバックル）から、
反対側のバックル（画像の右下）までの軸の長さが、首輪の編み込み部分の長さ（完成の長さ）になります。
今回は、この軸の長さを20cmに設定しています。ワンちゃんの首周りに応じた長さで、決めてみて下さい。
編み方①
左の紐を右の紐の前から右へ移動させて、交差させます。
左の紐を右の紐の前から右へ移動させて、交差させました。
右の紐で、右に輪を作ります。
右の紐で、右に輪を作りました。
ここで、真ん中 右の紐（右の茶色い紐）を下に下ろします。
右の茶色い紐を下に下ろしました。
下ろした紐を 右の輪に下から通します。
最後まで通して、編み目を引き締めます。
編み目を引き締めました。
今度は、左の紐（今編み込んで来た、左にある紐）で左に輪を作ります。
左の紐で、左に輪を作りました。
右の紐を下に下ろします。
右の紐を下に下ろしました。
下ろした紐をそのまま 左の輪に下から通します。
最後まで通して、編み目を引き締めます。
編み目を 引き締めました。（ここからは、左側も同じ要領で編み込んでいきます）
左の紐で、左に輪を作ります。
左の紐で、左に輪を作りました。
ここで、真ん中 左の紐（左の茶色い紐）を下に下ろします。
真ん中 左の茶色い紐を下に下ろしました。
下ろした紐を 左の輪に下から通します。
最後まで通して、編み目を引き締めます。
編み目を引き締めました。
今度は、右の紐（今編み込んで来た、右にある紐）で右に輪を作ります。
右の紐で、右に輪を作りました。
左の紐を下に下ろします。
左の紐を下に下ろしました。
下ろした紐をそのまま 右の輪に下から通します。
最後まで通して、編み目を引き締めます。
編み目を 引き締めました。（ここまでが、編み方①です）
次は、編み方①の最初に戻ります。
また ここまで編んだら、また編み方①に戻るというように、同じ動作を繰り返して編み込んでいきます。（編み方①だけを繰り返します）
しばらく編むと、
このような編み目が出来上がります。引き続き 下まで編み進めましょう。
下まで編み込みました。
ここからは、末端の紐を処理していきます。
編み終えた編み目の隙間に、茶色い紐だけを前から通します。
編み目の隙間に、茶色い紐だけを前から通しました。
あとは、合計4本の余分な部分をカットして、ライターなどで末端を焼いてほつれ止めをします。
カットして、焼き止めしました。（こちらは、裏面になります）
焼き止めのコツはこちらをご参照ください。
完成
処理ができたら、これで完成です。
こちらは以前ご紹介した、パラコードでトリロバイト編みの首輪の編み方のYouTube（動画）バージョンになります。一応リンクも貼っておきます。https://youtu.be/9W4LoVyV-eA
まとめ
今回の記事では、パラコードでダブル・コブラ編みの首輪の編み方についてご紹介しました。
こちらの編み方は、編み目の幅がとても広いので 大型犬に向いている首輪です。
例えば、倍の長さで首輪を作りたい場合は、倍の長さでパラコードをカットすると倍のサイズの首輪が作れます。
この編み方は、工程が多いので 慣れないと編むのに時間がかかります。
無理して1日で編もうとせず、日にちを分けたり 休憩を入れながら編むようにすると、だいぶ 楽に編むことが出来ると思います。
では、最後まで記事を読んでいただき、ありがとうございました。
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