指を通して、落下防止や持ちやすさが向上する フィンガーストラップの作り方です。用途は、スマホ以外にもデジカメや懐中電灯など、ストラップが取り付けられるものなら何でも使えます。こちらの記事では、パラコードでフィンガーストラップの編み方をご紹介します。今回は、平編み(コブラ編み)という編み方で作り方をご説明します。
落下が防止できたり、スマホを片手で持つときにも安定します。
Paracord finger strap tutorial.
記事内で 使用した材料や道具などの詳細は、こちらをご参照下さい。
金具

今回用意した金具は、着脱可能なバックルタイプで、先端がストラップ用の紐になっている金具です。

ちなみに こちらの金具は、100均セリアで購入したネックストラップという商品から取り外しています。セリア以外でも、ダイソーにも同じ商品がありました。
パラコード編みに必要な道具について、詳しくはこちらをご参照下さい。
パラコードのカット

パラコードは、約80cmの長さでカットしました。
今回は、全体の長さを9cmに設定して、
編み込み部分の長さを、3cmにしています。
パラコードをカットするときの詳しい方法はこちらをご参照ください
取り付け
パラコードをカットしたら、金具に取り付けていきます。

末端の紐を合わせて、半分に折り返して 前から金具に通します。
編み方
ここからは、平編み(コブラ編み)で編み込んでいきます。

編み方①
右の紐で右に輪を作ります。(軸の上で)
右の紐で、右に輪を作りました。

次に、左の紐を下に下ろします。
左の紐を下に下ろしました。

下ろした紐をそのまま、右の輪に下から通します。(軸の下から)
最後まで紐を通して、編み目を引き締めます。

編み目を引き締めました。
今作った編み目(画像の左上のバックル)から、

輪になっている部分の軸の長さが、ランヤードの全体の長さ(完成の長さ)になります。今回は、この長さを9cmに設定しました。
編み方②

今度は、左の紐で 左に輪を作ります。(軸の上で)
左の紐で、左に輪を作りました。

右の紐を下に下ろします。
右の紐を下に下ろしました。

下ろした紐をそのまま、左の輪に下から通します。(軸の下から)
最後まで紐を通して、編み目を引き締めます。

編み目を引き締めました。
次は編み方①に戻り、その次は編み方②です。編み方①と②を交互に繰り返して、編み込んでいきます。
平編み(コブラ編み)のコツ
編んでいて左右どちらで編んだか分からなくなったときは、最後の編み目を見て判断します。

上の画像を見ると、右に縦の編み目が最後に出来ています。
右に最後の編み目が出来ていたら、

右の紐で輪を作ればOKです。
逆に左に最後の編み目が出来ていたら、


左の紐で輪を作ればOKです。
これで、次に左右どちらで輪を作れば良いのかが、すぐに分かるようになります。

約3cm 編み込みました。
ここで実際に 指を通してみて サイズ感を確認します。
OKなら、左右の余分な部分をカットして、ライターなどで末端を焼いて ほつれ止めをします。

カットして、焼き止めしました。
焼き止めの詳しいやり方は、こちらをご参照ください。
完成
処理ができたら、これで完成です。


実際にスマホに取り付けてみました。

指を通すと、このような感じです。

スマホには、カウヒッチという結び方で取り付けています。
カウヒッチの結び方の詳細は、こちらです。
ストラップが通せるものなら、スマホ以外に どんなものにも取り付けられます。

バックルで着脱式なので、取り付けや取り外しが とても楽でした。
「パラコードの編み方を(画像&編み方の名前で)まとめた 図鑑形式の記事もございます。詳細は、こちらをご参照ください」
まとめ
今回の記事では、パラコードでフィンガー・ストラップの編み方についてご紹介しました。
落下防止や片手での安定性も上がり、便利に使えます。
スマホの他にも、カメラや懐中電灯など アイディア次第で使えるアイテムの幅も広がります。
では、最後まで記事を読んでいただき、ありがとうございました。
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