【ロープの結び方 大全集!】画像&結び方の名前を 集めた図鑑!一覧と種類

結び方ロープワーク一覧、名前と種類
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キャンプなどのアウトドアからお仕事、日常生活まで すぐに使える 結び方を画像&結び方の名前付きで、まとめてご紹介します。

現在、結び方の種類は世界で確認されているだけで、4,000種類以上もの結び方が存在しているとされています。

私もまだまだ知らない結び方も多く、新しい結び方を発見次第 こちらの記事に結び方を追加していこうと思います。

How to tie / rope work compilation.

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結び方の目次

①対象物に 結び付ける結び方 ②靴紐の結び方 ③ロープの途中に 輪を作る結び方

④ロープ同士を繋げる結び方 ⑤釣りで使える結び方 ⑥ロープを束ねる結び方

⑦物を束ねたり固定する 結束系の結び方 ⑧末端に コブを作る結び方

⑨ロープの端に 輪を作る結び方 ⑩ロープの長さを 調節する結び方

⑪水引などに使われる 飾り結び


①対象物に 結び付る結び方

支柱やポールにロープを結び付けたいときや、

犬などの動物を杭やポールなどに 一時的に繋いでおくとき、立ち木などにロープを結び付けたいときなどにも使えます。


もやい結び

Bowline knot

もやい結び(ボーラインノット)の結び方、結び付け

もやい結びの 「もやい」とは、船を繋ぎ止めて(係留する)ことを「もやう」と言うことからその名前が付いたとされています。

簡単に結べるのに 強度が高く、結びの王と呼ばれるほど 実用性が高い結び方です。

キャンプなどのアウトドア、登山から日常生活まで幅広く使えます。

この結び方の詳細は、こちらをご参照ください。


オッセルヒッチ

Ossel hitch

構造がシンプルで、簡単に結べるという特徴があります。

結び目に、引っ張られる力が加わるほど締まっていく強固な結びというのも特筆すべき点です。

この結び方の詳細は、こちらをご参照ください。


巻き結び(クローブヒッチ)

Clove hitch knot

巻き結び(クローブヒッチ)の結び方

こちらの結び方は、消防や船舶などでも使われます。キャンプなどのアウトドアから、お仕事、普段使いまで幅広く使えるロープワークになります。

立ち木や杭、ポールなどにロープを固定するときにも使えます。

巻き結び(クローブヒッチ)の結び方

土のう袋や、肥料袋などの 袋の口を縛るときにも便利で、

巻き結び(クローブヒッチ)の結び方

バラけやすい物(キャンプなどでは、薪や小枝)などを束ねて、縛るときにも使えます。

この結び方の詳細は、こちらをご参照ください。


固め結び

Constrictor knot

立ち木や杭、ポールなどにロープを固定するときにも使えます。

また物を吊り上げたい場面でも、安心して使えます。(巻き結びよりも強度が高いのが特徴です)

この結び方の詳細は、こちらをご参照ください。


ボアノット

Boa knot

巻き結びや 固め結びよりも高強度で ヒッチ系最強と言われる結び方になります。

結び目が引っ張られていくほどに、引き締まっていくという構造になっているため、 かなり強い力で引っ張られても 結び目が変わりません。

より信頼性が欲しい・絶対に解けて欲しくないといった場合に、最適な結び方です。

この結び方の詳細は、こちらをご参照ください。


二回りふた結び

Round turn and two half hitches

こちらは、ゆるまずに 高強度に対象物へ 結び付けられるのが特徴です。

最初に巻き付ける動作があるのですが、その巻き付けた部分から ゆるまずにロープを結び付けられるため、引っ張った状態のまま結び付けることが出来ます。

私はとても重宝している結び方です。

この結び方の詳細は、こちらをご参照ください。


二重巻き結び(ダブルクローブヒッチ)

Rolling hitch knot

巻き結びの強化バージョンの結び方です。

梯子(はしご)など重量のある物をロープで吊り上げたり、下ろしたりするのに最適です。

この結び方の詳細は、こちらをご参照ください。


ナットヒッチ

Gnat hitch

こちらの結び方は、引っ張られるほどに結び目が締まっていくのが特徴です。

この結び方の詳細は、こちらをご参照ください。


てこ結び

Marlinespike hitch

船やボートを杭にロープで係留するときにも使われ、立ち木やポールなど対象物へのロープの結び付け時に役に立ちます。

この結び方の詳細は、こちらをご参照ください。


ツーハーフヒッチ(ふた結び)

Two half hitches

ひと結びを2回繰り返すだけなので、とても簡単に結ぶことが出来ます。

この結び方の詳細は、こちらをご参照ください。


チャイニーズループ

Chinese loop knot

素早く、簡単でキレイに 対象物へ結び付けられます。

この結び方の詳細は、こちらをご参照ください。


カウヒッチ

Cow hitch

カウヒッチ ひばり結び 結び方

牛を引くときに牛の鼻輪(牛の鼻に付いている輪っか)に結び付ける用途で使われていたことからカウヒッチと呼ばれるようになったようです。

カウは英語では牛という意味で使う用途 通りの名前ですね。

この結び方の詳細は、こちらをご参照ください。


ブルヒッチ

Bull Hitch

ブルヒッチ 結び方

ブルヒッチは、カウヒッチを応用して強化した結び方で、工程が少し増えますが、強度が高く緩みにくいのが特徴です。

この結び方の詳細は、こちらをご参照ください。


キャッツポウ(ねじ掛け結び)

Cats paw knot

キャッツポウ(ねじ掛け結び)の結び方

リング状の物の他、カラビナやフック等に ロープを結び付けたい場合にも活用できます。(カウヒッチやブルヒッチよりも強度が高いのが特徴です)

この結び方の詳細は、こちらをご参照ください。


両結び

Double knot

両結びの結び方

とても簡単なのに 強度のある輪が作れるというのが特筆すべき点です。

この結び方の詳細は、こちらをご参照ください。


エスキモーボウライン

Eskimo bowline

エスキモーボウラインの結び方

こちらは、通常の もやい結びより高強度な結び方になります。

この結び方の詳細は、こちらをご参照ください。


ペインターヒッチ

Painter hitch knot

対象物にロープを素早く簡単に 結び付けたいときに有効なロープワークになります。

引き解け式なので ほどくのも簡単で、撤収が とても楽な所が特筆すべき点です。

この結び方の詳細は、こちらをご参照ください。


シベリアンヒッチ

Siberian hitch

この結び方は、手袋をした状態でも結びやすいことから、寒冷地で使われることもあります。

この結び方の詳細は、こちらをご参照ください。


丸太結び

Log knot

丸太や材木など、長く円柱状の物を縛り 引っ張ったり、吊るし上げるときにも役立ちます。

この結び方の詳細は、こちらをご参照ください。


バケットヒッチ

Bucket Hitch

バケットヒッチ 結び方 高強度 キャンプ ロープワーク

緩まず ほどけにくいので、魚釣りで水を くみたいときに、バケツの持ち手に結び付けるのにも適しています。

名前の由来は、バケツを結ぶときに使えるので、バケットヒッチ(直訳するとバケツ結び)という名前が付いたとされています。

この結び方の詳細は、こちらをご参照ください。


馬つなぎ

Hitching tie

馬を繋ぎ止めるときにも使われたロープワークで、馬つなぎと呼ばれています。

この結び方の詳細は、こちらをご参照ください。


アンカーヒッチ

Anchor hitch

アンカーヒッチの結び方

キャンプなどで、薪や焚き火用の小枝などを束ねるのにも使えます。

この結び方の詳細は、こちらをご参照ください。


錨結び(いかり結び)

Ship anchor knot

船舶で錨(いかり)にアンカーロープを結び付けるときに使用されます。

アンカーロープは、水中で常時強力なテンションがかかっていますが、この結び方は、3つの結び目から構成されていて、強力なテンションに耐えられる構造になっています。

この結び方の詳細は、こちらをご参照ください。


ねじ結び

Timber hitch

ヒッチ系の結び方なので、引っ張られるほど結び目が締まるのが特徴です。

クルクルと巻き付ける動作があり、ねじのような見た目をしていることから ねじ結びと呼ばれています。

この結び方の詳細は、こちらをご参照ください。


②靴紐の結び方

アウトドアやスポーツをする際のシューズで結ぶのは もちろん、

日常生活でも取り入れやすく、普段用のシューズの靴紐にも安心してお使いいただけます。

見た目が良く、革靴などのビジネスシューズにも使える結び方もあります。


イアンノット

Ian knot

イアンノットで靴紐の結び方

別名 アスリート結びとも呼ばれ、元卓球日本代表選手の福原 愛さんも採用されていることで、知られています。

イアンノットで靴紐の結び方

イアンノットで靴紐の結び方

ほどけにくいので、スポーツ選手の間でも人気な靴紐の結び方のようです。

この結び方の詳細は、こちらをご参照ください。


ベルルッティ結び

Berluti knot

メリットは、末端を引っ張って解こうとしない限り、ほどけないと言われるほどの強度&見た目の美しい結び目です。

この結び方の詳細は、こちらをご参照ください。


③ロープの途中に 輪を作る結び方

よろい結び(マンハーネスノット)の結び方

ロープの途中に、間隔を空けて 連続して結び目を作ると、キャンプなどで物を吊り下げるのにも便利に使えます。(左右の末端を 立ち木やポールなどに結び付けて、使います)

また輪を利用して 体に掛けて補助として使えたりもします。(対象物を引っ張りたいときに輪を体に掛けて 引くときの補助としても)


よろい結び

Manharness knot

簡単に結べる分、強度はバタフライノットほどは高くありません。

この結び方の詳細は、こちらをご参照ください。


バタフライノット

Butterfly knot

ロープの途中に、大きさの変わらない 高強度の輪を作ることが出来るのが特徴です。

同じ系統の結び方の、「よろい結び」よりも結ぶ工程が多い分 強度と安全性が高いのが 特筆すべき点です。

この結び方の詳細は、こちらをご参照ください。


イングリッシュマンズループ

English mans loop

ロープの途中に輪を作る結びの中でも、トップクラスに強度が高いといわれている結び方です。

バタフライノットよりも高強度です。

この結び方の詳細は、こちらをご参照ください。


プルージック結び

Prusik knot

プルージック結びの結び方

ロープに結ぶと、物を吊り下げた 結び目の位置を自由にスライドさせたり、固定させることもできる便利な結び方です。

左右のロープの両端を木やポールなどに結び付けてピンと張ると キャンプなどでシェラカップやメスティン、コップなどを吊り下げて乾かしたり、ハンガーを取り付けると衣類なども掛けられて とても便利です。

結び目は、左右に自在に スライドさせることが出来ます。

右に移動させたり、

左に移動させたりと、

自由に位置が調節できるのも、特筆すべき点です。

また 結び目に荷重が掛かったり 引っ張られた状態にすると、

このように、結び目がスライドしなくなる(固定される)のも特徴の1つです。

この結び方の詳細は、こちらをご参照ください。


④ロープ同士を繋げる結び方

キャンプやアウトドア 日常生活などでもロープが切れた場合や、ロープが短いときにも、役に立ちます。


リバーノット

Reever Bend Knot

ロープ同士を繋げる結び方の中では最強の強度と言われています。バンジーコードを結束するときにも使える 数少ない結び方の1つです。

この結び方の詳細は、こちらをご参照ください。


あやつなぎ

Carrick bend

あやつなぎの結び方

見た目もキレイで 結ぶのも簡単なのが特徴です。

強度も高いので、漁師が網を作るのに 使われていた結び方でもあります。

この結び方の詳細は、こちらをご参照ください。


バイスバーサノット

Vice versa knot

結束 強度の比較テストで、最強クラスとのデータが出た とにかく結束強度が高いのが特筆すべき点です。

この結び方の詳細は、こちらをご参照ください。


本結び(固結び)

Square knot

本結び 固結び 結び方

2本のロープや紐を1本に繋げたり、救急救護で三角巾を結ぶとき、風呂敷やお弁当箱を結んだりと日常生活でも幅広く使えます。

この結び方の詳細は、こちらをご参照ください。


外科結び

Surgical knot

簡単で手早く、強固に結べるので外科手術でも使われます。また強度もあり、結んだ後に解けづらい結びです。

この結び方の詳細は、こちらをご参照ください。


ダブルフィッシャーマンズノット

Double fisherman’s knot

クライミングでも使用される結びで、高強度にロープ同士を繋げることが出来ます。

この結び方の詳細は、こちらをご参照ください。


バタフライベンド

Butterfly bend

真横に引っ張られる力に、とても強いのも特徴です。

簡単に結べて、覚えやすく 高強度にロープを繋ぐことができるのが特筆すべき点です。

この結び方の詳細は、こちらをご参照ください。


一重つなぎ(シートベンド)

Sheet bend knot

別名、機結び(はた結び)とも呼ばれます。

太さの違うロープを繋げたり、湿って滑りやすいようなロープ同士を繋げるのにも有効な結び方になります。

この結び方の詳細は、こちらをご参照ください。


二重つなぎ(ダブルシートベンド)

Double sheet bend knot

系統が同じ、一重つなぎよりも 二重つなぎの方が1回巻き付ける動作が多く強度が高いのも特徴です。

この結び方の詳細は、こちらをご参照ください。


ツェッペリン結び

Zeppeline bend knot

この結び方の詳細は、こちらをご参照ください。


シェイクハンズベンド

Shake hands bend

この繋ぎ方の「シェイクハンズ」は、直訳すると握手という意味で、文字通り2つのロープが握手しているようなイメージから名前が付いたのではないかと言われています。

この結び方の詳細は、こちらをご参照ください。


⑤釣りで使える結び方

魚釣りでスナップやサルカン、ルアーなどに釣り糸(ライン)を結束させる際や、ライン同士の結束、フック(釣り針)への結び方など、釣りで使える結び方です。


漁師結び(釣り針)

fishermans snell knot

漁師結びの結び方、釣り針

用途は、釣り針を結束するときに便利に使えます。

漁師結びという呼び名の通り、古来より漁師御用達の 歴史・実績のある結び方です。

簡単なので手早く結べる上、結び目が小さいのも特筆すべき点で、見た目以上に高強度な結束方法になります。

この結び方の詳細は、こちらをご参照ください。


漁師結び(完全結び)

Japanese ryousi knot (Fishing Knot)

別名 完全結びとも呼ばれ、漁師が漁の仕掛けを結ぶときにもよく使われることから、漁師結びと呼ばれています。強度が高く、簡単に結べるのも特徴です。

魚釣りでスナップやサルカン、ルアーなどに釣り糸(ライン)を高強度に結束させるのに便利な結び方です。

この結び方の詳細は、こちらをご参照ください。


イモムシノット

Fishing knot (caterpillar knot)

イモムシノットの結び方

ルアーを結束するときにも便利に使えます。

とにかく結束強度が高いのが特筆すべき点で、クロマグロ釣りなど大物用ルアーの結束方法としても使用されます。

この結び方の詳細は、こちらをご参照ください。


漁師結び(ジャンスィックSP/八丈掛け)

Jansic SP

漁師 御用達の結束方法で、マグロ釣りにも使われる高強度な結び方です。

スナップやサルカン、ルアーなどに釣り糸(ライン)を高強度に結束させるのに便利な結び方です。

この結び方の詳細は、こちらをご参照ください。


ワダノット

Wada knot

ノットコンテストでも優勝した、高強度な結び方です。

この結び方の詳細は、こちらをご参照ください。


ユニノット

Uni knot

こちらも、スナップやサルカンなどに釣り糸(ライン)を結束させるのに便利な結び方です。

この結び方の詳細は、こちらをご参照ください。


パロマーノット

Palomar knot

初心者の方でも比較的 簡単に結べて、強度も高いので 最強結び(最強ノット)とも呼ばれています。

この結び方の詳細は、こちらをご参照ください。


電車結び(ライン同士の結束)

Fishing train knot

太さが異なるライン(釣り糸)でも、ある程度の強度が出るのでラインとラインを結束するノットの中でも基本的な結び方になります。

電車結びの結び方

結び方の最後に 左右の結び目を中心に寄せる動作があるのですが、

電車結びの結び方

電車結びの結び方

この動作が、電車が連結するような 動きに似ているため、電車結びと呼ばれています。

この結び方の詳細は、こちらをご参照ください。


フィッシャーマンズノット

fisherman’s knot

ロープ同士や 釣り糸同士を結束するときにも役に立ちます。

この結び方の詳細は、こちらをご参照ください。


⑥ロープを束ねる結び方

ロープや紐をコンパクトに収納したり、束ねたいときに使えるロープワークです。

キャンプやアウトドア用のロープなどが絡まないように、綺麗に まとめるときにも便利に使えます。


エクセレント・コイル

Excellent Coil Knot

ザイル(登山用ロープ)を束ねるときにも使われます。

ロープをコンパクトに収納でき、結び方もシンプルで覚えやすいのも 特徴です。

円を描くように束ねるので絡みにくく、ロープに変なクセも付きにくいのが特筆すべき点です。

この結び方の詳細は、こちらをご参照ください。


棒結び

Tangle free coil rope storage

ロープをコンパクトに収納でき、結び方もシンプルで覚えやすいのも 特徴です。

棒状にロープを束ねることが出来るので、棒結びと呼ばれています。

この結び方の詳細は、こちらをご参照ください。


⑦物を束ねたり固定する 結束系の結び方

新聞紙や雑誌、本を縛るときにも活用できる物もあります。

また用途が限定的で、特化した結びも合わせてご紹介します。


結束結び

Japanese unity knot

こちらの結び方は、角ばった対象物など 四角い物(材木など)を縛るのに特化した結び方です。

対象物を 緩まずキッチリと結べるのも特徴の1つです。

別名、郵便結びとも呼ばれます。

この結び方の詳細は、こちらをご参照ください。


南京結び(万力結び)

Trucker’s hitch

造園や運送関係のお仕事、日常生活まで トラックに荷物を積んで 運搬する用途全般で 役立つロープワークになります。

引っ越しなどで冷蔵庫等を荷台に固定するときにも便利に使えます。

この結び方の詳細は、こちらをご参照ください。


いぼ結び(男結び)&綾掛け

Ibo musubi

この交差させる部分のことを

いぼ結び(男結び)の結び方

綾掛けと言うのですが、この綾掛けと

いぼ結び(男結び)の結び方

いぼ結び(男結び)を組み合わせて結ぶ構造になっています。

この2つの結びで緩みなくしっかりと固定して縛ることが出来ます。

造園などで 竹垣を作る時や支柱を十字に組むときにも使用されます。

この結び方の詳細は、こちらをご参照ください。


粉屋結び

Miller’s knot

土のう袋や肥料袋などの 袋の口を縛るときに便利に使えます。しっかり縛れて、ほどくのも楽なので 覚えておくと重宝します。

この結び方の詳細は、こちらをご参照ください。


十字結び&かます結び

Cross knot & Kamasu knot

簡単な結び方ですが、きつく 緩まずに結べて ほどけないのが特徴です。

ダンボールの他、新聞紙や雑誌などを縛るときにも使えます。

この結び方の詳細は、こちらをご参照ください。


巻き結びと 本結びの応用

Clove hitch and Square knot

ダンボールの結び方、巻き結びと本結び

超簡単で ゆるまない ダンボールの縛り方です。他にも新聞紙や雑誌を縛るときにも使えます。

この結び方の詳細は、こちらをご参照ください。


ランチボックスノット

Lunch box knot

ランチボックスノットの結び方

輪の大きさが自由に調節出来て その状態を固定できる結び方です。

結束バンドとして、ばらけやすい物を束ねるときにも使えます。

この結び方の詳細は、こちらをご参照ください。


⑧末端に コブを作る結び方

滑車などのストッパーとして使えたり、ロープを遠くに投げたい場合にも活用できます。


エイトノット(8の字結び)

Eight knot

用途は、縄ばしごとして使ったり、

エイトノット 8の字結び 結び方 縄梯子 ロープワーク

ロープの途中で等間隔に連続して結び目を作ると、縄梯子(縄はしご)が作れます。

ロープだけで降下していく場合に使用できます。


ロープの持ち手

エイトノット 8の字結び 結び方 縄梯子 ロープワーク

ロープを引っ張りたい場合に、

エイトノット 8の字結び 結び方 縄梯子 ロープワーク

結び目を掴んで、

エイトノット 8の字結び 結び方 縄梯子 ロープワーク

引っ張ると、楽にロープを引くことができます。

この結び方の詳細は、こちらをご参照ください。


仲仕結び

Stevedore knot

こちらは、仲仕結び(なかしむすび)と読みます。

ストッパーノット(止め結び)の1種で、大きめなコブを作ることが出来る結び方です。

太めのロープを使って結ぶと、握りこぶし大のコブを作ることも可能です。

この結び方の詳細は、こちらをご参照ください。


節結び

Fusi musubi

ロープに連続して 瞬時にコブを作ることが出来ます。緊急時に 縄はしごを作る時や、複数人でロープを引っ張りたいときの 握り手としても有効です。

この結び方の詳細は、こちらをご参照ください。


⑨ロープの端に 輪を作る結び方

ロープの端に輪っかを作ってから、対象物にその輪を引っ掛けて使用したり、

出来た輪を引くことで 輪が引き締まっていくという、結び方もあります。


わな結び

Snare knot (survival knot)

動物を捕らえるときの罠に 使用されるロープワークです。

輪の部分に 引っ掛かると、

わな結びの結び方

軽い力でも、

わな結びの結び方

輪が 引き締まっていき、

わな結びの結び方

最後には 輪が完全に締まる、という仕組みです。

この結び方の詳細は、こちらをご参照ください。


引き解け結び

Slip knot

ビニール袋(ポリ袋)などを縛るときにも ほどきやすくて便利に使えます。

輪の大きさが自在に調節できるのも、特徴の一つです。最後まで輪を引き切ると、結び目が解けるので 引き解け結びと呼ばれています。

この結び方の詳細は、こちらをご参照ください。


エバンスノット

Evans Knot

登山やキャンプ、アウトドアでテントを立てるときに、ペグが刺さらない山岳地帯などの場合、石などに結び付けてテントを支えるのにも使えます。

エバンスノット(二重止め結び)の結び方

作った、結び目の輪を対象物に通して、

エバンスノット(二重止め結び)の結び方

輪を引き絞ると、物が固定できます。

この結び方の詳細は、こちらをご参照ください。


ダブルエイトノット(二重8の字結び)

Double figure eight knot

ダブルエイトノット(二重8の字結び)の結び方

用途は、クライミングなどで命綱をハーネスに結ぶときにも使用されます。

ループ部分を引っ掛けて物を吊り上げたり、牽引することもできます。

この結び方の詳細は、こちらをご参照ください。


腰掛け結び

Chair knot

消防などで 負傷者の救助作業時にも使われる、とても安全性の高い結び方で、ロープにぶら下がって 腰掛けて作業するときにも役立ちます。

本線が抜けない限り、解けることがないので とても安全性が高い結び方になります。

この結び方の詳細は、こちらをご参照ください。


二重もやい結び

Double bowline knot

結び目が二重になっているので、結び目に腰を掛けて 作業するときにも重宝します。

確かな安全性から、負傷者の救助作業時などにも使われます。

この結び方の詳細は、こちらをご参照ください。


アングラーズループ

Anglers loop (perfection loop)

簡単に結べて、高強度、解くのも楽な 使い勝手の良い結びです。

この結び方の詳細は、こちらをご参照ください。


ハンソンノット

Hanson knot

どの方向に結び目が引っ張られても、ゆるまず 結び目が崩れないというのが特筆すべき点です。

先に輪(ループ)を作って その輪を引っ掛けて使えます。

この結び方の詳細は、こちらをご参照ください。


⑩ロープの長さを 調節する結び方

切らずにロープの長さを短くしたい場合や、ロープの張り具合を調節したいときにも役に立ちます。


縮め結び

Sheepshank

切らずにロープの長さを短くしたいときや、

ロープの傷んだ箇所を 短縮部分に組み込むことで、傷ついてしまった部分を避けて使用することもできます。

結び方がシンプルなので、テントのガイロープの張り具合を 調整するときにも役に立ちます。

この結び方の詳細は、こちらをご参照ください。


自在結び

Taut line hitch knot

自在結びは、ロープの張り具合を自在に調節できる結び方で、ピンと張ったり緩めたり、という動作がとても簡単に行えます。

この結び方の詳細は、こちらをご参照ください。


アジャスタブル・グリップ・ヒッチ

Adjustable grip hitch

物干しロープなどを作る際に、ロープをピンと張りたい場合にも重宝します。

こちらは、張り具合の調節が ワンアクションで行えて、自在結びよりも調節が楽なのが特徴です。

この結び方の詳細は、こちらをご参照ください。


ファリモンド・フリクション・ヒッチ

Farrimond friction hitch

ファリモンドフリクションヒッチの結び方

ロープをピンと張りたい場合に使えます。

キャンプやアウトドアでもテントやタープの張り綱(ガイロープ)の張り具合を自在に調節するのにも使用できます。

この結び方の詳細は、こちらをご参照ください。


⑪水引などに使われる 飾り結び

水引などにも使用される飾り結びです。

縁起の良い結びや、魔除け・厄除け・安全を願う結びなど様々な意味が込められた装飾結びです。


梅結び

Japanese ume knot

梅の花は、厳しい冬を乗り越えて 春に先駆けて咲く花として、運命向上や魔除けの意味もあります。

日本古来の縁起物の1つとして知られる梅のお花の飾り結びで 縁起が良いとされ、水引としても使用されます。

梅の形は固く結ばれて ほどけにくいので、固い絆・長寿などの意味も込められています。

この結び方の詳細は、こちらをご参照ください。


あわじ結び(淡路結び)

Japanese awaji knot

合計3つの輪から 構成されているのが特徴で、縁起の良い結びで 水引としては、ポピュラーな結び方です。

お祝いの贈り物や包みにも使える実用的な結び方です。

この結び方の詳細は、こちらをご参照ください。


叶結び(三つ輪)

Chinese flower knot (3 petal version)

表の中心の結び目が 四角形で、口の形です。

裏面の中心の結び目は、十字の形なので 口と十字で 叶という文字が出来るので、叶結びと呼ばれています。(願いが叶う縁起の良い 結び方と言われています)

この結び方の詳細は、こちらをご参照ください。


几帳結び

平安時代から続く伝統的な結びで、縁起が良くお守りにも使える結び方です。几帳結びは、「きちょうむすび」と読みます。

叶結びとの違いは、裏面も同じ結び目になっているところです。

この結び方の詳細は、こちらをご参照ください。


総角(あげまき)結び(人型)

Japanese agemaki knot

読み方は、総角結びと書いて「あげまき結び」と読みます。

あげまき結び(人型)は生命を脅かしたり、不幸や危険に遭わないようにとの願い(意味)が込められた魔除け・厄除けの結びです。

神社で護符にも使われ、魔除け厄除け・護身の意味があるのでお守りとしても使えます。

この結び方の詳細は、こちらをご参照ください。


まとめ

こちらの記事では、ロープワークや結び方を まとめてご紹介しました。

見たことはあるけど名前が分からないといった場合などにも、本記事をご活用いただければ幸いです。

今後も、どんどん新しい結び方も追加して 記事を更新していけたらと思います。

では、最後まで記事を読んでいただき、ありがとうございました。

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